各駅工事状況

新宿駅

工事の概要

新宿駅南口駅前を通る甲州街道の跨線橋架け替え・拡幅と同時に、南側に広大な人工地盤ができます。人工地盤上には駅施設、歩行者広場、バス・タクシー乗り場などが重層的に整備されるほか、駅ビルも新設されます。これにあわせ、線路使用の効率化のために新宿駅構内のホームの割り振りが変更され、中央線特急ホームが中央快速線の上下のホームに挟まれる形なります。また、切り替え工事のために1面2線分増やされたホームが、工事完了後には埼京線・湘南新宿ラインホームとして、これまでのホームに新たに加えられることになります。

現場写真

新宿駅工事写真 新宿駅工事写真
新宿駅南口。駅舎に沿って設置されていた旧甲州街道は改札の前部分を除いて撤去されている。現在は拡幅部のみ道路として使用中。(2005年5月)ホームから見上げた図。右側が新宿駅南口の駅舎、左が現在使用中の甲州街道。旧甲州街道は架け替えのため一旦撤去され、空が見える。(2005年5月)
新宿駅工事写真 新宿駅工事写真
上の写真の南側部分。拡幅部の南側の工事箇所は人工地盤が設置されており、タクシー乗り場やバスターミナルが建設される予定。(2005年5月)さらに南側の人工地盤部分。人工地盤上にはバスターミナルだけではなく、大型クレーンの付近には歩行者広場も整備される。(2005年5月)

関連リンク

↑このページの先頭へ

浦和駅

工事の概要

現在は地平部分にある京浜東北線、東北線のホーム部分を高架化し、あわせて現在はホームがない東北貨物線(湘南新宿ライン)にホームを設置する工事です。ホーム高架化で東西連絡通路が新設されるほか、エスカレーター、エレベーターが設置されバリアフリーに配慮した施設となります。また、湘南新宿ラインが停車することで、浦和および京浜東北線の北浦和〜さいたま新都心間の駅から新宿方面へのアクセス利便性が向上します。駅付近で東西を結ぶ道路も新設され(この工事は道路関係財源で進められているため、それが高架化の第一の目的となっています)、駅の東西の一体的発展が期待されます。これに合わせ、浦和駅東口駅前では再開発ビルの建設が進められています。

現場写真

浦和駅工事写真 浦和駅工事写真
京浜東北線を一旦東側にずらし工事用地を作り出すため、線路の東隣の建物は撤去されることになります。東口の広場では線路ぎりぎりにある交番の移転先となる仮設の建物が建設中。(2005年2月)左の写真の後ろ側、東口駅前広場から道一本隔てた部分です。再開発のため用地買収された広大な空き地が広がっており、今はまだ西口との格差は歴然としています。(2005年2月)

関連リンク

↑このページの先頭へ

久喜駅(東武鉄道)

工事の概要

東武鉄道久喜駅は、現在1面2線の島式ホームとなっていますが、これを2面4線とし、引き上げ線を新設する工事が進められています。完成予定は平成17年度で、あわせて輸送力増強を目的としたダイヤ改正も行われます。久喜駅からの対東京の輸送に関しては、全体の輸送力(両数や速度)および、新宿方面への直通という点を考えると、宇都宮線利用が大多数という大勢に変わりはないと予想されますが、東武鉄道の本数増加で、極めて接続が悪い東武鉄道下りから宇都宮線下りへの乗り換えが改善されたり、久喜始発の電車が設定されれば、時間はかかりますが座ってJRよりも安価に移動できるなどの効用が期待されます。

現場写真

久喜駅工事写真 久喜駅工事写真
宇都宮線ホームから東武鉄道伊勢崎線ホーム方面を見たところ。線路はほとんど撤去されており、この空き地にホームができると思われます。(2005年2月)JRと東武の改札内乗り換え通路を下から見たところ。幅に余裕がありますが、新ホームとコンコースをつなぐ階段に使われるのでしょうか。(2005年2月)
久喜駅工事写真 久喜駅工事写真
駅構内のほぼ中心部から北半分を見たところ。一部区間ながら4番線(?)用の線路が既に敷設されています。(2005年5月)南半部を見たところ。大型重機が入り、今後ホームの建設、コンコースとの連結などが行われると思われます。(2005年5月)
久喜駅工事写真 久喜駅工事写真
コンコースの南側には頑丈な基礎ができています。駅舎の跨線橋にはまだ手つかずです。(2005年7月)コンコースの北側ではすでにホームが出来つつあります。(2005年7月)
久喜駅工事写真 久喜駅工事写真
南側ではコンコースがホーム上まで拡張され、それに接続して写真手前からエスカレーター、エレベーター、階段が設置されています。(2005年8月)既存の乗り換え通路北側には階段は設置されない模様で、複雑な工事の南側と対照的にホーム屋根のみが続いています。(2005年8月)

関連リンク

↑このページの先頭へ

栗橋駅

工事の概要

日光・鬼怒川温泉方面への東武特急スペーシアを途中から宇都宮線経由で新宿駅に直通させるため、栗橋駅構内に東武鉄道日光線との連絡線を新設する工事が進められています。平成17年度の完成が予定されています。

現場写真

栗橋駅工事写真 栗橋駅工事写真
栗橋駅南方の工事箇所南端から駅方面を見たところ。右の柵の隣は下り本線。この付近で分岐するようです。写真奥の民家とフェンスの隙間にはちょうど線路1本分の隙間があります。(2005年2月)民家を抜けきったあたり。東武のホームは遠くに見える駅舎の北側なので、その手前で東武線に接続すると考えるのが自然でしょうか。緑の看板より北側は空き地になっています。(2005年2月)
栗橋駅工事写真 栗橋駅工事写真
右上の写真の空き地部分を北側から見たところ。栗橋駅南方で宇都宮線をまたいだ東武線が西側から接近してきています。(2005年2月)コンコースに対し宇都宮線はホーム北端、日光線はホーム南端が接続しているため、並列ではなく千鳥状に配置されています。(2005年2月)
栗橋駅工事写真 栗橋駅工事写真
栗橋駅コンコースから工事部分南側を眺めたところ。拡大写真に説明あり。(2005年3月)栗橋駅コンコースから工事部分北側を眺めたところ。拡大写真に説明あり。(2005年3月)

栗橋駅利用者様より工事後の栗橋駅駅構内の配線図を送付いただきました。配線図(221KB)

関連リンク

↑このページの先頭へ